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台風18号2020たまごの最新情報!米軍/ヨーロッパ/気象庁の進路予想を比較!

天気/災害

10月24日現在、フィリピン東の海上で台風のたまごとなる熱帯低気圧が発達中です。

気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みと発表しました。

台風が発生となると「台風18号(モラヴェ)」と呼ばれます。

10月中の台風発生となれば今月で5つ目の台風となり、10月で数えると7年ぶりの多さになるそうです。

この記事では

・台風18号2020のたまごの現在の様子
・たまごから台風への発生

・気象庁/米軍/ヨーロッパ それぞれの機関の進路予想

についてまとめていきます!

ぜひ参考にしてください。

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1.台風18号2020たまご 現在の様子は?

10月25日3時現在

【10月25日(日)3時現在】

フィリピンの東の海上で発達していた熱帯低気圧が台風に。

台風18号(モラヴェ)が発生しました。

現在の位置:     フィリピンの東
大きさ・強さ:
中心気圧:      1000hPa
方向・速さ:     西 25km/h
中心付近の最大風速: 18m/s
最大瞬間風速:    25m/s

日本へ近づくことはなくこのまま西進するとの予想です。

フィリピン・南シナ海の方へと向かいますので日本への大きな影響はない見込みです。

気象庁は、付近を航行する船舶に注意を呼びかけています。

ベトナムは4つ連続での台風上陸となる可能性が高く大雨の被害など心配ですね。

日本へ近づくことはありませんが、どんな災害でも対応できるように出来る限りの準備をしておきましょう。

10月24日3時現在

【10月24日(土)3時現在】

現在の位置:     フィリピンの東
大きさ・強さ:
中心気圧:      1004hPa
方向・速さ:     西北西 15km/h
中心付近の最大風速: 15m/s
最大瞬間風速:    23m/s

フィリピンの東の海上で発達しながら西北西へ進む熱帯低気圧は、今後も西よりに進む予想です。

フィリピン付近を通過した後は、南シナ海に進む見込みです。

24時間以内に台風18号(モラヴェ)へと発達すると予想されていますが、台風15号、16号、17号と同じように西進すると見られ、現在のところ日本への影響はなさそうです。

2.台風18号2020たまご 気象庁の進路予想は?

現在発生中の熱帯低気圧の、気象庁の予想進路図です。

熱帯低気圧b

【10月24日(土)21時現在】

存在地域:     フィリピンの東
大きさ・強さ:
中心気圧:      1004hPa
方向・速さ:     西 25km/h
中心付近の最大風速: 15m/s
最大瞬間風速:    23m/s

 

【10月25日(日)9時予報】

存在地域:     フィリピンの東
大きさ・強さ:
中心気圧:      998hPa
方向・速さ:     西 20km/h
中心付近の最大風速: 18m/s
最大瞬間風速:    25m/s

【10月25日(日)21時予報】

存在地域:     フィリピン
大きさ・強さ:
中心気圧:      992hPa
方向・速さ:     西 20km/h
中心付近の最大風速: 23m/s
最大瞬間風速:    35m/s

今後も発達を続けて台風18号(モラヴェ)の発生を見込まれていますが、フィリピンを通過後は南シナ海をそのまま西へと進む予想です。

3.台風18号2020たまご 米軍/JTWCの進路予想は?

アメリカ・ハワイの米軍合同台風警戒センター/JTWCが発表する情報です。

本来の目的は、アメリカ政府が利用するための情報ですが、一般にも公開されていますので、気象庁発表のものと合わせて天気図を確認することができます。

米軍/10月24日15時

【日本時間/10月24日(土)15時】

画像中央下に「IMAGE TIME:24/0600Z」の表記が見えますが、世界標準時刻での表示です。

日本との時差の9時間を足して、日本時間に直すと「10月24日15時00分」の気象衛星写真となります。


画像引用元:JTWC

TS 19W”SAUDEL”の赤い矢印は台風17号(ソウデル)です。

TD 21Wが台風18号のたまごの熱帯低気圧ですが、JTWCの解析では既に台風の発生となっています。

99Wの黄色いはまだ台風にまでは発達しない要観察の低気圧です。

下記を参考にしてください。

黄色まるLOW:要観察の低気圧。24時間以内に台風に発達する見込みはない。
オレンジまるMEDIUM:要観察の低気圧。台風へ発達する見込みはあるが、24時間以降と推測。
赤まるHIGH:24時間以内に台風へ発達、もしくは発達している熱帯低気圧。
水色まるSUB TROPICAL:熱帯低気圧以上、台風未満
赤矢印:台風

そしてJTWCの進路予想図です。

日本の予想と同じく西へと進み、フィリピンを越えた後も南シナ海を西進する予想、日本への大きな影響はなさそうです。

4.台風18号2020たまご ヨーロッパ/ECMWFの進路予想は?

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の進路予想情報です。

欧州の機関でもアジアの予報を行っています。

日本の気象庁・米軍のサイト予想よりも長く、10日後まで予想していることが特徴です。

また精度は世界で最も高く、スーパーコンピューターで分析して予想をしています。

ただ日数が経つほど正確さに差は出ますので、参考にしながらこまめなチェックは必要です。

ECMWFでも世界標準時(協定世界時刻)で表示されており、サイトへ飛ぶと天気図の上部に「

Saturday 24 Oct, 00 UTC」などと日時の表示があります。

「UTC」というのが世界標準時の意味で、こちらでも米軍(JTWC)と同じように日本との時差の9時間を足したものが日本時間での画像となります。

ですので「Saturday 24 Oct, 00 UTC」は日本時間の「10月24日(土)9時」となります。

サイトへ飛び、画像下の日付部分でボタンを押すと動画として台風や低気圧の進路予想も確認できるので分かりやすいですよ。

ヨーロッパ/10月24日9時

【10月24日(土)9時】

日本海北部に進んだ、発達した低気圧が目立って見えていますが、日本の南に台風や熱帯低気圧は見えていません。


画像引用元:ECMWF

【10月25日(日)9時】

【10月26日(月)9時】

ECMWFのサイトで画像下の日付バーの▶マークをクリックすると10日分の予報を見ることができますが、台風18号のたまごが日本へ接近することはなさそうです。

5.台風13号2020たまご まとめ

10月25日(日)3時現在、熱帯低気圧から台風18号(モラヴェ)へと発達しました。

日本へ近づくことなく西へ進み、フィリピンや南シナ海方向へ、そしてベトナムへと上陸する可能性があります。

10月24日(土)3時現在、フィリピンの東で熱帯低気圧が発達中。

24時間以内に台風18号(モラヴェ)の発生が予想されています。

JTWCの解析では既に台風の発生です。

気象庁/米軍/ヨーロッパの進路予想図を見ても、フィリピンからそのまま西へ進むと予想、日本へ接近する心配はなさそうです。

 

 

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